2012年2月26日日曜日

絹のマスク

インフルエンザや花粉症のせいで、一年中マスク姿の人を見かけるようになりました。
もっか普及しているのは不織布の使い捨て製品で、形も立体裁断やひだをとったり、芯を入れてフィットしやすくしたり。耳も痛くならないし、呼吸も楽だし、長方形でガーゼ製しかなかった時代に比べて、格段に進化しました。

手芸店ではマスク用ソフトゴムひもも売られていて、手作りする人も多いみたいです。

私も年中マスク派で、家にいるときもかけることがあるから、使い捨てマスクはちょっと不経済。
家で使う分は、自分で作ることにしました。いくつかあれば、洗濯して使い回せます。
ガーゼの余り布もあるのですが、絹は保湿性があって肌に良いと聞いたので、絹で作ってみることに。絹は人によってはアレルギーを起こす素材でもありますが、私はいちおう大丈夫のようです。

市販のマスクから型紙を作りました。左右別々に縫ってゴムをつけ、中央で外表に縫い合わせるだけ。けっこう簡単です。
黒っぽいのは、ディオールのスカーフ、右下は古いシルクのパジャマを壊したもの、右上のは柳腰亭のトランクスを作った余り。ちなみにゴムは下着などに使う普通の4コール平ゴムです。

手製マスク

実際にかけてみると、やや息苦しく感じます。ガーゼよりも通気性が劣るから当然です。寝るときにかけていたら、無意識のうちに外してしまっていました。
それで中央の縫い目を少し縫い残すことにしました。

ローラ・アシュリーの極薄スカーフもあって、あれなら四重にしても楽に呼吸できそうだけど、はさみを入れるのはまだもったいない気分。

残念ながら、肌に良いかどうか、効果は実感できていません。

なお、絹のスカーフを頭に巻いて寝ると、翌朝の髪がけっこう落ち着いてしんなりするように思います。

夜はめて寝ると手がすべすべになる絹の手袋というものもあるそうで、パジャマの残りでミトン型を作って試してみましたが、さしたる効果はないようです。ハンドクリームを塗って木綿の手袋をはめたほうがまだましかな。絹が指に密着する5本指タイプでないといけないのかもしれません。

0 件のコメント: