2009年7月21日火曜日

合皮劣化

昔作った人形の服や小物を、使う当てもなく保管しています。

防虫剤を取り替えようと出してみたら、合皮の手袋がべたっとするのです。見たらところどころ濡れたようになっているし、表皮がはがれて裏面が露出した部分も。これでは使い物になりません。
作るのにはけっこう手間ひまかかったのに、もったいないなあ・・・。

人形の手袋

合成皮革というものも、ゴムと同様、未使用のままでも数年で劣化変質するものです。溶解してほかのものにくっついたりするので、ゴムよりもたちが悪い。
サンタ人形の靴やベルトがボロッとなったので捨てたことを思い出しました。

そういえば、合皮で作った靴もたくさんあったんだ。
靴箱をひっくり返してチェックしたら、何足かの靴がべっとりしていました。放置するとほかの靴に触れて汚してしまうので、すっぱり処分。

昔売れてしまった人形の中にも、合皮のコートや小物を着けたものがあったと思いますが、それらもきっとひどい状態になったことでしょう。ご容赦くださいませ。

ところでこの靴、ゴスっぽいというか、すごいデザインでしょ。サイズ6センチくらい。
人形の靴

数年前、中国の会社が見本品として送りつけてきたものです。凝った作りで、見事なできばえですが、趣味に合わないのでとりあえず保管していました。
これも合皮製で、すでにべたついているので、捨てざるを得ません。

今後は合皮とは縁を切るぞっ。

2009年7月17日金曜日

日傘修理

一年中世話になっている日傘の先端が割れているのに気づきました。かけらはどこかへ飛んでしまったようです。
割れた断面がささくれていて、触ったら皮膚を引っかけてしまいました。

割れた石突

応急処置として、紙粘土で欠けた部分を埋めました。
粘土

黒のアクリル絵の具とセラムコートの仕上げ剤を塗って、いちおう見た目の修復完了。
完成

塗る前にサンドペーパーでならしておけば、もちょっときれいにできたかもしれないけど・・・。
そもそも乱暴に扱った覚えもないのに木製の石突が壊れるくらいだから、紙粘土なんかたちまちボロが出るに決まってます。
それまでに新たな石突を買うか、別の恒久処置を考えなければ。

2009年7月15日水曜日

ゴムの劣化

ひところハンティや柳腰亭下着などを作っていた関係で、ゴムひもの在庫が抽斗いっぱいあります。

パジャマゴムを取り出そうとしたら、ぐじゃぐじゃ詰め込まれていたもので、ほかのゴムももつれて出てきました。その中に透明ゴムテープのかけらがたくさんあるのです。長いのが1本だけのはずなのにヘンだなとつまんだら、べたっと指にくっついて気持ち悪~い。すでに伸縮性は失せ、ちょっと引っぱっただけでブチブチちぎれるありさま。

これを使ったハンティやレースのトランクスが数枚、未使用のまま保管されていますが、きっと無残な状態になっていることでしょう。チェックしたくもないけど。

この透明ゴム、9年前に買ったものだからもう寿命かなって気もするし、未使用なのにあんまりだとも思うし・・・。材質は熱可塑性ポリウレタン。「薄くて丈夫」が謳い文句であります。ふん。

天然ゴムの製品でも未使用のまま年月を経ると、劣化して使い物にならなくなります。

ゴムひも

右端のが普通の平ゴムひも。10m以上あるけど、白だったのが黄ばんでしまうほど古くて、伸びたら戻らないので今回一気に処分。
その隣が透明ゴムテープです。

カラーゴムテープはいろいろ用途がありそうと思って購入しましたが、結局白ゴムのほうが使いやすいので余ってしまいます。しかもカラー製品は白ゴムに比べて伸縮力が弱く、劣化も早いようです。値段は高いのにぃ。

整理した結果、ゴムひもの量は半分程度になりました。抽斗もいくぶんすっきり。
ゴムひもは少量ずつこまめに買うのが一番です。

2009年7月11日土曜日

腕置き

夏場、パソコンに熱中していると、机に置いた腕が汗をかいて、へばりついたりします。気持ち悪いし、放置するとかゆくなったり、机も傷みそう。

クーラー? もっと暑くなるまで我慢、ガマン。

それで私は小さなクッションを肘置きというか腕置きにしています。
タオルを適当な形に切って縫い合わせ、ポリエステル綿を詰めたものです。

タオル地のクッション

うちのパソコンは机に比べて大きすぎるので、キーボードの前に少ししかスペースがありません。でもって机のへりに腕が当たって痛いんです。それをやわらげるのにも役立ちます。
画面のホコリをふいたり、麦茶のコップについた水滴をぬぐったりもしますが、こまめに洗えていつも清潔。
けっこう重宝しています。

パソコンデスク
右と左に1個ずつ。

昔はブタのぬいぐるみを腕置きにしていたんですけど、そのころは大きなデスクを使っていました。

2009年7月10日金曜日

マグネット蝶

先日マグネットゴキブリなるものを作って公開したら、好評だったのか、さっそくページ丸ごとパクられてしまいました。油断も隙もありゃしない。

しかし、ああいうものを冷蔵庫に貼っておくと、お姑さんが心臓発作を起こすかもしれず、ちょとヤバかったりする(薄暗いところではできばえに関係なくドキッとさせられるものです)。

無難にバタフライマグネットはいかがでしょうか。

蝶

ボディはフェルトを適当に切ってかがり、わたを少し詰めます。小さな磁石ならこのときおなかに入れてもいいのですが、入りきれない場合は外から貼りつけると楽だし、磁力も弱まりません。
首を糸で縛り、ボンドで固めた刺繍糸を触覚としてつけます。目はボタンです。

蝶のボディと磁石

蝶の翅はアイロンプリントで転写して切り抜きました。好きな蝶を選べます。
簡単なわりにゴージャスな仕上がりですよ。